雑に読む 第08歌「オデュッセウスとパイエケス人との交歓」
あらすじ
パイエケス人の王様アルキノオスに気に入られて、船を出してもらえることになったオデュッセイアであった。 朝
オデュッセウス起きる
パイエケス人の集会所へ
アテネは例により近くにいる。アルキノオスの近習の姿を取る
王様、集会所でオデュッセウスを国元へ送って差し上げようと宣言
船と52人の最良の乗り手が一緒だーっ!
船や歓待の描写
楽人が現れて歌を歌う
注によると古注の人の勘違いなのではないかという話が載っていた
この話は、この個所以外はどこにも言及されていない。古注によると、デルポイの神託は、アカイア勢(ギリシア勢)の名立たる勇士が相争った時、トロイエが陥落する、というものであったので、アガメムノンは二人の争うのを見て喜んだという。ところが神託の真意は、『イリアス』の主題たるアキレウスの怒り、すなわち争う当事者はアガメムノン自身とアキレウスであったので、アガメムノンは誤解したのだ、という風に説明している。なお、アキレウスとオデュッセウスとの争いの因は、ヘクトルの死後、いかにしてトロイエを陥すかについて、アキレウスは武力で、オデュッセウスは知慧(策略)でと主張して互いに譲らなかったことだとしている。
松平 千秋. ホメロス オデュッセイア 上 (岩波文庫) (p.495). 株式会社 岩波書店. Kindle 版.
これには堅忍不抜のオデュッセウスも外衣を被りそっと悲しげに泣く
気づいたのはアルキノオスだけ
(空気を変えるためか)競技が始まる
出場者たちの貴公子が沢山!
雑に読むので割愛
優勝したアルキノオスの子ラオダマスがついでにオデュッセウスも参加してみてはどうかしらと提案
オデュッセウスは早く帰りたいので別にいいですという
ラオダマス、競技を争うような柄ではないですよね~wとちょっと挑発
知略すぐれたオデュッセウスは「頭の中が空ですね」と応酬
円盤で勝負
普通のよりもでかく厚く重いがぶっ飛んで新記録!
やれやれ感あるcFQ2f7LRuLYP.icon
アテネも男の姿をとって賛辞
アルキノオスが仲裁
歌の時間
みんな楽しんでいる
このパートまあまああるcFQ2f7LRuLYP.icon
ハリオスとラオダマスの踊り
オデュッセウス歓喜、謝辞を述べる
アルキノオスもそれを受けて歓喜、オデュッセウスに贈り物を差し上げる
特にエウリュアロスは太刀を差し上げる
ラオダマスに「挑戦してごらんなさい」とそそのかした人
屋敷で服を頂く
オデュッセウスのお風呂タイム
カリュプソの屋敷ぶりでうれしい
ナウシカアは命の恩人
料理タイム
楽人デモドコスが一番美味しいところを頂く
めちゃめちゃ泣くオデュッセウス
ここのたとえもなんというかいちいち具体的だcFQ2f7LRuLYP.icon
そのさまは、己が町己が子らを、無残な敗戦の日に遭わすまいと、祖国と同胞の見守る前で戦って討死にした夫にすがり泣き伏す妻の姿を見るよう、断末魔の苦しみに喘ぐ夫の姿を見るや、その傍らに崩おれてよよと泣く。それを敵兵たちが、背後から槍で背と肩とを打ちつつ、苦役と悲の待つ隷従の日々へと曳いてゆき、女の頰は世にも憐れな悲のうちに、やつれ青ざめるそれに劣らず悲しげに、オデュッセウスは眉の下から涙をこぼした。
松平 千秋. ホメロス オデュッセイア 上 (岩波文庫) (pp.185-186). 株式会社 岩波書店. Kindle 版.
やはりアルキノオスだけが気づく
これまでどういう漂流をしてきたのか話してもらうことにしましょう、と提案